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ゼインアーツ GIGI2(ギギ2)は雨の中でも過ごせるか初張りで検証しました

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GIGI2(ギギ2)を雨の中でも快適なテントか

近年優れたデザイン性で注目を集めているZANE ARTS(ゼインアーツ)。ゼインアーツのテントのなかでシェルターテントとして人気が高いGIGI2を今回雨の中設営し過ごしてみました。
ちなみに、初張りとなるので使用による撥水効果の経年劣化などは一切ありません。また、大雨のなかで一夜を過ごしたので、雨キャンプに悩んでいる人必見です!

GIGI2(ギギ2)とは

2019年に長野県松本市でブランド設立以来、緻密な構想と斬新なデザインで数多のキャンパーを魅了し続ける「ZANEARTS(ゼインアーツ)」は、

「機能と藝術の融合をコンセプトに掲げ、アウトドア愛好家を確実にサポートする機能性と、自然との一体感を得られる造形を合わせ持つ、藝術性の高いプロダクツを目指すブランドです」(引用:公式サイト

情熱大陸の放送で感銘を受けたキャンパーも多いであろう、開発者小杉敬(こすぎ・けい)氏の熱い想いと一貫した“哲学”とも言えるこだわりが、細部にまで宿ります。
デザイン性かつ機能美、そして設置しやすい工夫は私自身ファンになってしまいました。

GIGIシリーズは1と2があり、GIGI2は多彩なパネルアレンジと広い空間設計を追求し、ギギ1の基本デザインをそのままに、ツーポール仕様に仕上げたラージサイズシェルターです。
ファミリーキャンプでも広々使え、インナーテントが別売りで販売されています。

空間面積を広くする工夫と設置のしやすさ、ドアパネルのアレンジ性などシェルター型テントのなかでも秀でたテントです。

スペック

(引用:公式サイト
(引用:公式サイト

実際に雨の中で設営してみた

GIGI2の初張りは大雨の中

まず、雨の中とても簡単に設営ができました。
角4か所をペグで打ち込み、ポール4本を入れるだけで立ち上がります。
あとは左右の膨らみ部分にポールとロープで固定すればほとんど完成です。
風がなければガイドロープも不要で問題ないため、設営してしまえばあとはゆっくり中の設置をすれば良いだけ。初めてでも15分程度で説明できました。(キャンプに慣れていないと20~30分をみておけばいいと思います)

設置してみた感想は、「中が広く高さもあって過ごしやすい」「風には弱そう」「シワになりやすい」「かっこいい」といった印象でした。

別売りのインナーテント設置してもリビングスペースをしっかり確保でき家族4人がちょうどいいサイズでした。

テンションを均等にかけないと見た目が悪い・・・

雨の中で使用してみた感想

1、前面を上げると雨が入ってくる

ファスナーを全開にして前面を立ち上げると雨がはいってきます。風があるとより深く内部に入ってくるのでファスナーを全開しない方が賢明です。

前面を立ち上げたい場合はインナーテント側を閉めて、片方を全開に開けないスタイルがおススメです

2、耐水圧1,500mmであることを理解する

テントなどによく見る、「耐水圧」とは浸み込もうとする水を抑える性能を数値で表したものです。
身近なものの耐水圧を見ると下記のイメージが湧きやすいのではないでしょうか。

傘・・・耐水圧200~500mm程度
ウインドブレーカー・・・500mm程度
レインウェア・・・2,000mm以上

雨のレベルで例えると一般的に下記のイメージとなります。

20,000mm以上・・・嵐を凌ぐ
10,000~20,000mm・・・大雨を凌ぐ
2,000~10,000mm・・・雨を凌ぐ
~1,000mm・・・小雨を凌ぐ


GIGI2は「耐水圧1,500mm」のため、小雨を凌ぐより少し耐水圧が優秀といったイメージでしょうか。
実際、大雨だったので朝起きると、テント内側も濡れていました。内側に水滴が発生しそれが垂れてきていたので、中雨以上はやめておいたほうが賢明です。

3、空間が広くテント内でも快適に過ごせる

雨だと外で過ごせず焚火もできません。
ただ、GIGI2は空間を広くする設計になっていて高さもあるのでテント内で快適に過ごすことができました。

タープを張ればさらに良いかもしれませんが、雨の中テントとタープ両方張ることは大変です。
その点簡単に設置でき空間の広いGIGI2を張ればタープがなくても問題ありません。

まとめ

・空間が広くテント内で過ごすことができる快適シェルターテント
・設置がカンタンで素早く張ることができる
・風と大雨には不向き

風と大雨には弱いが、それを差し引いても良いシェルターテント!

晴れた日はいろいろなアレンジでかっこよく張ることができます!
翌日は晴れ。晴れた日にはもっと活躍するシェルターテントでした!