初めての冬キャンプ。寒さが不安で防寒対策に電源付きサイトを予約し暖房器具を持ち込みたいと思う人も多いと思います。ただ、実際どのくらいの暖房器具を持ち込めるか悩みますよね。
「電気はどのくらい使っても大丈夫?」「キャンプに持ち込む暖房電化製品を買うときに何を目安にしたらいいか?」と悩んだときに参考にしてみてください。
多くのキャンプ場はA(アンペア)で表示されている
電源付きサイトとは、文字通りキャンプ場で電源が使えるサイトです。スマホを充電できたり、電化製品を使えたりとても便利です。電源付きサイトは利用できる電気量が決まっており、それ以上は同時に利用できません。なので、使用可能電力量(上限電力量)を理解し、持参する電化製品を選ぶ必要があります。
多くのキャンプ場はA(アンペア)で表示されていることが多く例えば「上限15A」であれば15A以上の電気を一度に使うことはできません。「ホットカーペット敷いて、ホットプレートで料理して、電気ストーブを使いたい」と思っても難しい。キャンプ場で多い使用可能電気量は「10A」「15A]「20A」で、特に10、15Aをよく見ます。まず電源付きサイトを予約するときは確認してみてください。
A(アンペア)とは?
電気を考えるとき「アンペア(A)・ボルト(V)・ワット(W)」の単位をよく耳にします。
- アンペアは電気が流れる量(電流)
- ボルトは電気を押し出す力(電圧)
- ワットは消費される電気エネルギー(消費電力)
といったように表しており、アンペアは「A=W÷V」の計算式で求めることができます。
A(アンペア)はカンタンに知ることができる
電化製品を選ぶとき電化製品はよく「W(ワット)」で表示されています。そのため、キャンプ場の上限アンペアに対して比較が難しいと思うでしょう。しかし、実は簡単に計算することができます。
日本の電圧(V)は100V!
W(ワット)数を「100」で割ればA(アンペア)が割り出せる!
ということで、目の前にある電化製品に100Wと表示があれば「1A」です。なので、10Aが上限のキャンプ場なら100Wの電化製品10個一度に利用できる計算になります(寒さや設備条件などで使いすぎるとブレーカーが飛んでしまう場合もあるので注意。余裕を持つ)。
延長コードは「屋外用の防水コード」を利用する
コンセント部分は1口もしくあ2口が多いので、それ以上電化製品を使用したい場合は、延長コードを用意する必要があります。その際必ず屋外用の防水延長コードを使用してください。家にある延長コードはほとんど屋内用など思うでご注意を。あと巻くタイプは必ずすべてのコードを伸ばしきる。
我が家の防寒対策例
冬のファミリーキャンプで電源付きサイトを利用するときに持っていく暖房電化製品は、
- ミニファンヒーター(6、10A 2段階調整)
- 電気掛敷毛布4枚(1枚あたり0.6A)
この2種類です。上限10Aでも対応できることを想定しミニファンヒーターは2段階調整ができる製品にしています。電気カーペットも防寒の候補に出てきますが、5~10Aと電気量が高い製品が多く、また底部分しか温まらないので使い勝手が悪いなと。その点電気掛敷毛布は敷いても掛けても両方対応でき使用電気量も低いためかなり応用できます。複数枚持っていって家族で使っています。